母は強し
母として、ヨメとしての立場を通しながらも、娘の気持ちを思いやり、一か八かの賭けに出る母も、借金苦に病弱な息子を守るためもう一人の息子を売る、究極の選択をした母も、善悪はともかく、
追い込まれた母は最強なのであった。
それに引きかえ、パパとアニはオロオロ、イライラするばかりなり。
そして、
やってもーた、従業員が工場の金を持ち逃げ
弘人は工場のピンチに「命がけ」の「たったひとつの恋」も「それどころ」じゃなくなり、金の工面に奔走。ようやく一段落すると今度は菜緒との連絡が取れなくなり「泣き」が入る、ま、それがハタチの男子の限界だわね。
「彼女を守りたいんです」
「人を守るなんて、そんな大それたこと軽々しく言っちゃいけない。」
人は先ず自分が生きることを考える。
百戦錬磨のオトナはそれが分かってるから、ハタチの甘い決意は受け入れられない。
とゆワケで恋する二人の前にキビシイ現実のビッグウェイブが押し寄せ、ここを乗り切らないと「結婚」は出来ない〜と言う流れになって来たところで、え?ちょっと待った
恋愛=結婚 ですかい?
昭和ヒトケタかッ
お嬢様にスキャンダルは許されない…そんな問題もあったのね、忘れていたけど。
明日の朝飲むカフェオレ
これで母娘は暗黙の約束を交わす。←本日のツボ。泣くくらいカッコえー
菜緒は病院を抜け出し弘人のもとへ
「今日、泊るから」
またしてもストレートな
「ちょっと、ここでこうしていてもいい?」
ほら、乙女な弘人は甘えん坊。
弘人「なんかあんのかと思って」←それが大有りでさ
菜緒「何もないよ、大丈夫だよ」←どんだけ男前だッ!
来週は菜緒さんの男前度が更にパワーアップ(脂ぎったオッチャン方向にではなく)の予告。いたいけな乙女弘人はついていけるのか…。