ああ、こういう日が来るんだ…と
WSで告別式の生中継を見る。
原田芳雄、松田優作、桃井かおり
このスリーショットは圧倒的な光を放ち
10代後半からの永遠の憧れ。
優作さんの死はあまりにも衝撃だったけど
芳雄ちゃんは長生きして
せくすぃ〜爺ちゃんになるものだとばかり思っていた。
でも[高校生レストラン]の住職は
置き手紙をして旅に出たまま、とうとう帰って来なかった。
7月3日オンエアの[ボクらの時代]には
大楠道代さんと、一徳さんと、最新作絡みのトークをしていて
少し痩せたけど、いつもの芳雄ちゃんだったのに
映画
「大鹿村騒動記」の舞台挨拶に車いすで現れた映像は
別人のようだった。
イヤな予感は8日後に現実になる。
蓮司さんのやるせない弔辞に
浩市さんが素早くサングラスで隠した涙に
深く共感。
映画を観に行こう。
芳雄ちゃんに会いに行こう。
俳優はスクリーンの中に生きている。
「どんな状況になろうと、遊びだけは手離しちゃいけない」
これは最後まで貫かれていたことだろう。
↑すっかり変色した初版本(昭和57年)
探したら出て来たよ。